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2009年2月2日
報道担当者様
デジタルタコグラフ、オンライン通信機能を搭載したエコドライブ支援装置「MHS-03DT」を発売
総合環境企業、ミヤマ株式会社(代表取締役:南 克明、本社:長野県長野市丹波島1-1-12)は、新型エコドライブ支援装置、「エコドライブナビゲーションシステム MHS-03DT」の発売を2月5日より開始します。
平成15年に発売の「エコドライブナビゲーションシステム MHS-01」は、自動車工学に基づき走行環境や車両情報などのデータを科学的に解析、最適な運転をドライバーにナビゲートすることで、ご導入いただいた多くの物流事業社様の運用実績において20〜30%という高い省エネルギー効果及びCO2削減を実現(※1)いたしました。同製品は第14回省エネ大賞において「資源エネルギー庁長官賞」(※2)を受賞するなど高い評価を頂いております。
今回新たに発売を開始する「MHS-03DT」は、実効性あるエコドライブ支援機能に加え、「労務管理」、「安全」、「輸送品質」といった物流マネジメントに不可欠な要素についての利便性を徹底的に追及、よりお客様のニーズに沿った機能を付加しております。
@国土交通省より型式認定を取得(※3)、デジタルタコグラフ機能を搭載
物流事業者様よりご希望の多かったデジタルタコグラフ機能を搭載し、エコドライブ・ナビゲーションと運行記録計の2つの機能を1台に集約。エコドライブの推進と運行管理業務をより効率的かつ経済的に行うことが可能になりました。
A通信機能を搭載、インターネットを使った新サービスで更に効率的に
通信機能を標準装備し、本機と同時リリースとなる「e-trailオンラインサービス」(※4)を合わせてご利用頂くことで、車両の位置情報や作業状態の取得、必要な情報をドライバーに送信することができ、運行中の車両の動態管理を可能としました。
上記の新機能に加え、USBコネクタを装備、ドライブレコーダの接続等も可能にする優れた拡張性や、車両への取り付けを容易にするCAN接続への対応など、多くの新機能を搭載しながらも、10万円を切る価格設定といたしました。また、EMS用機器(※5)として導入促進の助成対象機でもあり、より多くの物流事業者様にお求めやすい製品となっております。
【背景】
地球温暖化防止に向け、CO2の排出削減は各業界の緊急課題となっています。国内のCO2排出量の約2割を占める運輸部門でも、2010年までに2億5,000万トンまで排出を削減するべく積極的な取り組みがなされており、「エコドライブ」は自動車燃費改善、インフラ整備等とならび有効なCO2削減対策として認知されています。政府も平成15年度に、警察庁、経済産業省、国土交通省及び環境省を関係省庁として「エコドライブ普及連絡会」を設置、「エコドライブ10のすすめ」を取りまとめる等の活動で、普及推進を図っています。平成17年に閣議決定された京都議定書目標達成計画では、エコドライブは「環境に配慮した自動車使用の促進」の施策として位置づけられ、国民の意識向上やエコドライブ普及のための環境整備を推進していくことが決定いたしました。
物流業界の「エコドライブ」推進は数年来加速度的に高まりをみせ、ドライバーの評価基準や社員教育として定着しているほか、それらをサポートする機器類の市場も拡大を続けています。平成18年には、環境省が「エコドライブ普及・推進アクションプラン」を策定、エコドライブ支援装置等の普及促進に向けた助成を行うなど、行政の支援体制も整いつつあります。
エコドライブナビゲーションシステムの概要につきましては、
関連サイト(http://www.ecodrive-navigation.com)をご覧ください。当件に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
ミヤマ株式会社 〒381−2283 長野県長野市丹波島1−1−12 http://www.miyama.net/
システム研究所 Phone:026−285−4166(内線802) FAX:026−285−4688 担当:竹内